2010年11月29日月曜日

倉敷ノッティングの椅子敷き(岡山県)


倉敷に行くと、お店やホテルなど、あらゆるところでこの倉敷ノッティングを見かけます。実に様々な柄があって色とりどり、どっしりとした重みのあるふかふかの椅子敷き。
長いことこれが欲しくて指をくわえていましたが、なかなかに高価なもので、オイソレと手が出るものではありません。でも一度買えば、長〜く使えそうな気がします。倉敷では、使い込まれてぺたんこになった椅子敷きもよく見かけます。

新婚旅行は九州から四国、中国地方へわたり、京都を経由して帰る旅をしました。倉敷を訪れたのはちょうどクリスマスの日。私達はクリスマスを祝うなんてガラではないし、このいかにもロマンチックそうな倉敷の町にその時期をぶつけてしまったことが正直気恥ずかしいくらいの気分で居たのですが(笑)、恥ずかしまぎれにクリスマスと倉敷の記念にと、憧れのノッティングをふたり分、買うことを許されました。

迷いに迷った挙げ句、選んだのがこの二枚。縞柄のほうはどこか倉敷緞通とも似たデザインです。しばらくはいい椅子がなくて仕舞い込んでいましたが、高さの調節できる丸椅子に載せてみたところ、なかなか可愛らしい。本当は民藝家具みたいな木の椅子がいいのでしょうが、これはこれで木目豊かな我が家の台所のいいアクセントになっているのです。

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